ブランドリカラー(リペア)転売で仕入れを行い、利益を上げた商品
「オールドコーチ ショルダーバック」になります。
「Before&After」をご紹介します。
【仕入れたブランド商品のダメージの状態】
状態は、全体的にシミがあり、全体リカラーが必要なダメージ品ですが染め直すことで
完全に復活させることができます。
【仕入れた商品の特徴】
全体的にダメージはひどかったものの、破けていたり、型崩れもしていないので
リカラー(リペア)するには最適な商品です。
このような商品は比較的、格安で手に入れることができます。
ヤフオクのストアで、ダメージ商品は複数セットで出品されていることが多く、利益を取るには狙い目です。
Before(表面)
After(表面)
Before(裏面)
After(裏面)
Before(内側)
After(内側)
ムラもなく、色も馴染みキレイに仕上がりました。
【リペア方法】
リペア方法として下記作業を行います。(目安時間)
①全体的にクリーニング(5分)
②色作り(15分)
③染色作業(60分)
④色止め(10分)
作業時間トータル約90分
染色する際に使用した塗料・溶剤は一般的に出回っている市販品を使用していません。
- コロンブスのアドカラー
- サフィールのレノベイティングカラー
- M.モウブレィの補色クリーム
- リキテックスのアクリル絵の具
の補色剤、補修クリームは全体的なリカラーには不向きなうえ、品質低下にも繋がるのでこちらでは使用していません。
リカラー商品販売実績
仕入れ価格 | 2,230円 |
販売価格 | 13,500円 |
販売手数料 | 1,350円 |
送料 | 700円 |
梱包材・溶剤代 | 500円 |
利益 | 8,720円 |
利益率 | 65% |
リカラー(リペア)オススメ度(MAX★5段階中)
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
センス(技術) | 不要 |
作業時間 | 90分程度 |
エアーブラシの使用 | 無し |
エアーブラシ作業の技術 | 不要(簡単) |
染色作業 | 簡単 |
総合評価 | ★★★★★ |
【市販品を使用しない理由】
アクリル樹脂を使用している市販品だと塗った感、革質の劣化、ひび割れ、剥がれ、色落ちなどの欠点が起きやすくなります。
市販品でリペアを行うにしても、オールドコーチなどのわずかな範囲の商品しか仕入れができないため、仕入れ商品の取り合い合戦になることが明らかです。
タンナー(皮革工場)が採用しているカラー溶剤を使用することで、塗った感のない商品に仕上がり、仕入れの幅もかなり広がります。
実際に染色動画を見たい方はこちらから↓
まとめ
全体的にシミがあったので、シミの濃い部分に色をあわせて染色していきました。
事前に写真撮影をしていなかったので、画像が荒いものになってしまいましたが
元々の状態からかなりキレイになっていることがお分かりいただけたかと思います。
リペア転売の中では大きな利益ではありませんが、オールドコーチは安定の高回転率です。
最後までご覧いただきありがとうございました。