僕がなぜエアブラシを使用しているのかわかる内容となっていますので、後々エアブラシを用意するかどうか迷っている方に参考にしていただけたら幸いです。
この記事を見てわかること
- エアブラシを何の目的で使っているのか理解できる
- エアブラシを使う理由がわかる
- エアブラシを使わない方法が理解できる
ブランド品のリペアでエアブラシは何のために使っているの?
エアブラシは塗料を噴射させて色を補修する(染色させる)イメージをお持ちかも知れません。
実はメインで使っているのは染色することではありません。
僕が主に使っている方法としては下記図の通りトップコート(色止め)をする際にエアブラシを使用しています。
色の修復において、エアブラシの使用は意外と限定的です。
ほとんどの色修復は、実は筆塗りで対応可能です。
エアブラシを用いるのは補助的な場合が多く、染色に頻繁に使われるわけではありません。
僕が主にエアブラシを使用するのは、リカラーの仕上げ工程で不可欠なトップコート(色止め)のステップです。
ブランド品のリペアでエアブラシを使う3つの理由
リペアでエアブラシを使っている方法が理解いただけたところで、どうしてエアブラシをそんなに使っているのか?僕が主にエアブラシを使っている理由は以下の通りです。
エアブラシを使う2つの理由
- 費用(ランニングコスト)を削減できる
- しっかり色止めすることができるため安心
一つ一つ詳しく解説していきます。
費用(ランニングコスト)を削減できる
トップコート(色止め)は、エアブラシを使用しなくても可能です。
これは、缶スプレーを使用した簡易的な色止めが可能だからです。
缶スプレーを使えば、エアブラシを用意する必要がなくなるメリットがありますが、1本あたりのコストはやや高くなります。
エアブラシと缶スプレーの違いは、自動車をレンタルするか新車を購入するかの違いに似ています。
レンタカーは手軽ですが、頻繁に使用する場合はレンタル代とガソリン代などコストがかさみます。新車を購入すれば、初期投資は必要ですが、ランニングコスト少なく済みます。
エアブラシと缶スプレーも同様です。缶スプレーは手軽ですが、1本あたりが高価で、頻繁に使うとコストが高くなります。
一方、エアブラシを初めに用意してしまえば、トップコート(色止め剤)は比較的安価で、長期的に見ればコストが節約できます。
しっかり色止めすることができるため安心
缶スプレーでのトップコートはコストが高く、作業をしている際「もったいない」と感じることがあります。
その結果、可能な限り少量で済ませようとしてしまい、トップコートが薄くなり、製品の品質低下につながることがあります。
一方、エアブラシを用いたトップコートの場合、1回あたりのコストが低く抑えられます。
これにより、均等にかつ十分な量の色止めを施すことが可能になり、結果として製品の品質を保つことができます。
エアブラシを用意せずリカラー(再染色)する方法はある?
エアブラシを用意せずてっとり早く始めるためにはこの2つの方法があります。
エアブラシを使わない方法
- 簡易的にできる缶スプレー(色止め剤)を使う
- 筆塗りで染色していく
まとめ
僕がエアブラシを使っている理由について解説してきました。
エアブラシを使う理由として
- 費用(ランニングコスト)を削減できる
- しっかり色止めすることができるため安心
長く使い続けるのでしたらエアブラシを用意したほうがお得になります。
エアブラシを使わない方法は
- 簡易的にできる缶スプレー(色止め剤)を使う
- 筆塗りで染色する
エアブラシは絶対に必要というわけではありませんので、ご自身の環境にあった方法を選んでリペア始めてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事の投稿主
【2020年2月】
毎日15時間労働の傍らリペア転売ゼロ知識で3ヶ月間834,882円利益を稼ぐ
【2024年11月】
ブランドリペア経験5年目
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