ブランド品転売を考えている（実践している）方の中には、ブランド品の販売コーナーがある「ドンキホーテ」を仕入れ先として検討している方もいると思います。
今回は、
ドンキホーテでブランド品を仕入れて転売できるのか？
ドンキで売ってるブランドは本物なのか？
ブランド品をドン・キホーテで安く買う方法
について解説していきます。
ドンキホーテで仕入れて転売している人は多い
ドンキホーテと言えば、食料品・日用品からレジャー用品や家電もなんでも揃う総合型店舗。
「驚安」をうたって、独特なカラーと商品ポップで埋め尽くされている店内が印象的ですよね。
実際に型落ちの家電が格安で販売されていたり、新型家電であってもタイムセールで安く購入できるチャンスも。
王道の仕入れ先ではありますが、今でもドンキホーテで仕入れをして転売している人は多くいます。
ドンキホーテで売ってるブランド品は転売可能？
結論、ドンキホーテでブランド品せどりは可能です。
ドンキホーテは家電や日用品のイメージがありますが、ブランド品を売っているコーナーもあります。
ドンキホーテでブランド品を仕入れて売っている人も実際にいるようです。
ドンキホーテのブランド品は本物
ドンキホーテのブランド品は、販売価格が安いこともあって、「偽物なのでは？」と疑う声も散見されます。
これについてドンキホーテの公式サイトに以下のような掲載がありました。
ブランド品は本物ですか？
はい、大丈夫です！
当社取り扱いのブランド品はほとんどが並行輸入品です。
並行輸入とは、ブランドホルダーから国内直営店・総代理店に到る総代理店ルートとは別の海外直営店、海外正規代理店、免税店・特約店などから二次的に商品を買い付けるなどして行われるルートを経由した輸入のことで、こうした形態をとって日本に入ってきた商品全般を「並行輸入品」と呼びます。
真正品の並行輸入は総代理店ルートで流通する商品と同じもの（マーク等が適法に付されている、出所・品質が同じ）であり、弊社では確実なルートをもつ取引先を厳選した上でさらに入荷前に、商品自体に問題がないか品質をチェックしております。
長年ブランド品を取り扱ってきたことで得た情報と、専門スタッフの経験を活かして、自社基準（日本流通自主管理協会基準に準ずる）に基づいた真贋検品を行ない合格したもののみを店頭に並べております。
お客様に於かれましては、どうぞご安心してご購入いただきますよう、お願い申し上げます。
また当社は日本流通自主管理協会会員企業として、不正商品の撲滅、排除、情報の共有を目指して他企業とともに活動をしております。
ドン・キホーテで取扱っているブランド品について
ドンキホーテグループは、AACD（日本流通自主管理協会）という偽物の流通を阻止するための団体に属しています。
ドンキホーテがPPIHという上場企業が運営するディスカウントショップであることを考えても、偽物を平気で店頭に置くとは考えにくいです。
上場企業ともなれば、目先の利益だけでなく、むしろ信用問題にこそ最新の注意を払っているはず。
ではなぜ、あんなに安いのかというと・・・
並行輸入品であるために、以下の理由などから国内代理店価格を下回る価格でお客様に販売ができます。
（１） 為替差益（円高）のため
日本円の価値が海外通貨よりも高いとき、すなわち円高のときは仕入先の国で購入したものを日本に輸入することで、入手価格が国内価格（輸入総代理店希望小売価格とします）を下回る場合があります。このとき、当社店頭価格も仕入れ値から逆算して設定させていただいておりますので、代理店店頭価格よりも安い価格でお客様へのご提供ができます。
（２） 卸値での買い付けが可能であるため
海外卸業者から買い付ける場合、卸売価格での買い付けが可能なため、安い価格でご提供ができます。
（３）中間手数料が省かれるため
ルート上に介在するあらゆる中間流通業者を省いての取引が可能な場合、手数料・輸送費などの中間費用が省かれることで、安い価格でご提供することができます。
（４）自由に売価設定ができるため
代理店（直営店）の場合は値引き販売をいたしませんが、当社の場合は、その時々の仕入れ価格に応じて自由に販売価格を設定できるため安い価格でご提供できます。
ドン・キホーテで取扱っているブランド品について
全ては「並行輸入品である」ことによるのだとか。
為替や卸売り業者など中間費用がかからないことが影響しているようです。
相場より安いと、ついついコピー品なのでは？と疑ってしまいますが、ドンキホーテで扱っているブランド品はれっきとした本物なので安心して仕入れて大丈夫なようです。
並行輸入品で、ショップバッグや箱がついていないケースが多い
注意点として、並行輸入品であるがために、以下は意識しておく必要があります。
ショップバッグ（紙袋）や箱が付属していないケースが多い
メーカーでのメンテナンスが受けられないこともある
一般的に買取金額が低くなりやすい
保証書の信用度が弱い
「ショッパーがないケースも多いですね」とドン・キホーテの店員さんに伺ったことがあります。
出品時には、ショップバッグや箱が付属していない旨を明記しておいたほうがよさそうです。
※メーカーでのメンテナンスについては、諸説あります。
「実際に修理を受け付けてもらえた」という話もあるため、店舗や地域によっても対応が異なると思われます。
こういった正規代理店経由の購入との違いがあることは最低限把握しておきましょう。
ドンキで安くブランド品を仕入れる方法
ドンキホーテで販売されているブランド品は並行輸入品ではあるものの、本物に変わりありません。
堂々と仕入れて転売してOKだと判明したところで、ドンキのブランドせどりで安く仕入れる方法について考えていきましょう。
複数の店舗を回る
激安、格安を売りにしているドンキホーテですが、店舗による差が大きいのも事実です。
渋谷のドンキでは定価とほぼ変わらない値段だったけど、環七沿いにあるドンキでは40％OFFだった！
というケースも過去ありました。
裁量で在庫を売りさばいたり大幅値引きを行っているドンキ店舗もあるようです。※店舗ごとに対応は異なりそうです。
そのため、複数の店舗を回ることで、安く仕入れられる”お宝”商品に出会うことができます。
都心で、近隣に何店舗かドンキがあるようであれば回ってみるのもいいでしょう。
型落ち、不人気だった商品を狙う
型落ちや不人気だった場合、安く値付けされている可能性大。
家電やPC周辺機器は、型落ちが店舗では安く売られていてAmazonではなぜか高く販売されている…というケースも珍しくありません。
ブランド品の場合も、旧モデルや前シーズンのシリーズは安くなりやすい傾向が。
全体的に売れ行きが不調だったシリーズの商品が陳列されている可能性もあるので、安いからと言って飛びつくのは厳禁。
必ず、メルカリやヤフオクなどで相場を調べてから仕入れるようにすると安心です。
他店舗にある商品を取り寄せてもらえる
ドンキホーテでは、行った先の店舗に在庫がなくても、他店舗にある在庫を取り寄せてもらうことができます。
「人気商品で完売していて、今はフリマアプリで定価以上で売買されている」のであれば、定価ギリギリでも仕入れる余地があります。
店頭に在庫がなくても、あきらめるのはまだ早いかもしれません。
店員さんに他店舗に在庫がないか、念のためチェックしてもらいましょう。
※値下げ交渉をしてみる
誰にでも当てはまるテクニックではありません。
商品の価格帯
決算前かどうか
店員さんのスタンス
ドンキホーテの立地や周辺環境
店舗のせどりや転売に対する考え方
顔なじみなのか？店員さんとの親密度
などなど様々な要因によって、値下げ交渉をそもそもして大丈夫か？が変わってくるからです。
ドンキホーテは、家電量販店のように値下げ交渉ありきで考えるのはNG。
そもそも現場の店員さんが値付けや値下げの裁量を持っていないこともありますし、転売を嫌がっている場合もあるので、慎重な判断が必要です。
まとめ：ドンキでブランドせどりは可能！ただ利益率は低くあまりうま味はない…
ドンキで販売されているブランド品を仕入れて転売することは可能です。
新品で、かつコピー品の心配もない真贋鑑定も済んだ商品なので安心して仕入れができます。
が！
そもそも、新品を扱うことになるため、利益率が低く正直なところあまりうま味はありません・・・
さらに、どこのドンキホーテにもゴロゴロと安いブランド品が販売されているわけではありません。
複数店舗を回ってようやく１点見つけたけど、利益率が低く、交通費や時間を考えるとプラマイゼロ状態になることも。
ドンキホーテでブランド品専門で仕入れるのは現実的ではありません。
「何かのついでに見つけられたらラッキー」くらいに思っていたほうが無難です。
「ブランド品転売で利益を上げたい！」「利益率の高いせどりジャンルが知りたい」という方は、ぜひブランドリペア転売という選択肢を検討してみてください。
利益率60％超えは当たり前！
