転売で思うように稼げていない人の多くは、「何を扱えばいいのか分からない」「売れている商品を選んでいるのに利益が出ない」
こういった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
実は、こうした悩みの原因は、最初に選ぶ「商品ジャンル」に隠れています。
この記事では、多くの人が陥る落とし穴を避け、競争の少ない分野で成功するための考え方をお伝えしています。
最後までお読み頂けたら幸いです。
なぜ「売れる商品」を扱ってもうまくいかないのか?
転売初心者の多くは、売れ筋商品や人気ジャンルに注目しがちです。たとえば、Amazonやメルカリでリサーチすれば今売れている商品がわかると思います。
売れているということは確かに需要はありますが、そこには同時に多くのライバルが存在します。これが、いわゆる「レッドオーシャン」です。
低価格の商品を想像してみてください。
例えば、1000円以下のガジェットや衣類雑貨
これらの商品は転売初心者にも手が出しやすいため安く仕入れても、供給側が多いため価格競争が激化します。
その結果→ 利益が薄くなり、時間だけが奪われるはめになります。
多くの人も同じように低単価商品に群がるため、利益率を保つのが難しくなります。
たとえ誰よりも早く、よく売れる商品を見つけたとしても、すぐライバルに目をつけられ売りづらくなってしまいます。
これでは、一時期的に稼ぐのは困難になり、もっと言うなら長く継続して稼ぎ続けていくのはさらに難しくなります。
そうではなく、大衆の逆を行くのが成功の秘訣です。
「大衆の逆を行け」とは?
成功哲学には「大衆の逆を行け」という考え方があります。
この言葉は特定の人の言葉ではなく、さまざまな文脈で使われる一般的な表現ではありますが、この考え方に近い哲学や戦略は、多くの投資家、起業家、思想家によって提唱されています。
たとえば、起業家ピーター・ティールは「競争の激しい市場ではなく、独占できる市場を狙え」と提唱しています。
転売でいえば、競争が利益を削ぎ、最終的に市場を損ねてしまうのです。
つまり、ライバルが多い他の人が行く方向と逆の道を選ぶことで、競争を避け、利益を最大化できるというものです。
転売に応用すると、「みんなが狙う商品ではなく、誰もが避ける商品」に目を向けるのがポイントです。
稼げるジャンルの探し方
ここでは、「大衆の逆」を行くための具体的な戦略を紹介します。
1. 扱いにくい商品を選ぶ
「ブランド品」や「アンティーク家具」は、「単価が高そう」「自分には難しそう」というイメージから敬遠されがちです。
しかし、これらは扱いが難しいからこそ、ライバルが少なく、利益を上げやすいのです。
例: ブランドバッグの中古品やヴィンテージ家具。
周りの人も同じように、イメージ的な先入観から「自分には無理」、「できない」「めんどくさそう」と思っているはずです。
それこそがチャンスなのです。
専門知識を活かす
リペアや修理といった知識を身につけるだけで、他のライバルを圧倒できます。
例:
- 壊れた時計の修理品を販売。
- カーナビの修理
- 農機具の修理
- ブランド品のバッグを再縫製やクリーニングして新品同様に再販。
これらのスキルは最初に学ぶ手間がありますが、一度習得すれば、他の転売者が扱いづらい市場で独占的に活動できます。
扱う商品が生涯無くならない物であれば、この先ずっと使えるスキルになります。
隙間市場を狙う
誰もが注目するジャンルではなく、ニッチな分野を探しましょう。
例:
- アンティークジャンル
- 修理・修復可能なジャンル
- 海外限定のコレクターズジャンル
大衆の行動に逆らう選択が成功の近道です。
稼ぐことが目的ですので「長く続けられること、稼ぎ続けられること」が主軸であれば、ある程度需要があり、日々売れ続けるようなニッチな分野を選定する必要はあります。
【成功事例】 戦わずして利益を出す
以下は、「大衆の逆」を実践した成功例です。
- ブランドバッグのリペア再販: 傷や汚れのある中古品を購入し、修理後に適正価格にて販売。
- アンティーク家具: 廃棄されそうな家具を修繕し、スタイリッシュに再生。
- 限定コレクターズアイテム: 世界に数点しかないポケモンカードやフィギュアを転売。
転売初心者が絶対に目をつけそうにないジャンルにすることが大切です。
また、限られた物や扱いづらい商品では、そもそも継続が困難になる可能性が高いため、ある程度身近なジャンルを選ぶことが大切です。
その中でもブランド品のリペアは誰にでも簡単にできるものがいくつかあります。やり方について興味があれば一度ご覧になってください。
ブランド品のリペアについて
【まとめ】商品ジャンルを考え直すきっかけに
転売で成功するための鍵は、周りの人と同じ道を選ばないことにあります。
多くの人が注目している商品や市場ではなく、誰もが気づかない価値に目を向けることで、競争を避け、独自のポジションを築くことが可能です。
一度、商品ジャンルを考えてみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。