メルカリでブランド品を高く売るコツ12【完全版】販売数300件以上のプロが攻略法を指南

ネット通販やフリマアプリの普及で、ブランド品をリユースする人は年々増加傾向にあります。

手軽に売買できてユーザー数も多いメルカリ。

ブランド品も出品でき、注意点はあるものの工夫次第で早く・高く売ることもできます。

「メルカリでブランド品を高く売るにはどうしたらいい？」
「メルカリでブランド転売をしているけれど、回転率を上げていきたい。価格を下げる以外でできる対策ってある？」

ブランド品販売件数300件超えの筆者が、このような疑問を解消していきます。

この記事で分かること

メルカリでブランド品を売る際の注意点
売れやすくなる出品方法
ブランド販売に適した梱包発送方法
高額商品の販売には必須！アカウントの信頼感の作り方

メルカリでブランド品を売るならまずは注意点を知っておこう

高額商品であることやコピー品の流通を防ぐ意味合いで、メルカリにはブランド品出品に関する規定（ガイドライン）があります。

売れやすくする以前に、最低限のルールをまずは確認しておきましょう。

• 盗品でないこと
• 無在庫販売をしない
• コピー品でないこと
• 短期間の大量出品を避ける

などブランド出品をするにあたっていくつか確認しておきたいことがあります。

こちらの記事で詳しく解説しています↓

メルカリでブランド品を売るコツ【出品編】

写真は明るさ・画角・枚数を意識

どんな魅力的な商品も画像全体が暗かったり、背景がごちゃついていると台無しです。

撮っておきたい写真

ブランドロゴ
シリアルナンバー
バッグや財布の内側
ファスナー等金具部分
ギャランティーカード（保証書）
付属品（ショッパーやノベルティ）
商品のダメージ箇所（中古の場合）

撮影後に、メルカリ内でも明度・彩度・切り取りなど多少の加工・調整が可能です。

純正の写真アプリや加工アプリでももちろんできます。

ただ、実物との差が大きいと「イメージと違う」「想像していた色じゃなかった」と思わぬトラブルにもなりかねないので加工のし過ぎには気をつけましょう。

キーワードも意識した商品説明文

商品紹介文は1,000字まで。情報量をなるべく多く、網羅的に記載するのがおすすめです。

メルカリの検索は、
カテゴリ検索
ブランド名検索
などありますが、キーワードで自由に検索することもできます。

実際、多くのユーザーが自分が思いついたキーワードで検索します。

例えば

ヴィトンに詳しいユーザーであれば「モノグラム　ボストン」というキーワードで
あまり詳しくないユーザーであれば「ヴィトン　定番　ボストン」というキーワードで
検索するかもしれません。

ユーザーそれぞれの理解度に合わせながら、思いつくであろうキーワードを盛り込みます。

すると、より多くのキーワードを対策でき検索結果に表示される回数も増えていきます。

網羅的に書くことで、購入者の迷いや疑問を減らすこともできます。

分からない点をコメントで質問してくれるユーザーもいますが、不明点が多いと「面倒だからいいや」とスルーされやすくなります。

販売機会を逃さないためにも盛り込むキーワードに意識を向けてみましょう。

一例

美品
ヴィンテージ
定番
限定品
レア
シャネル
CHANEL
ビジネスバッグ
マザーズリュック
A4サイズ
Macも入る
ショルダーバッグ
ななめがけ
マトラッセ
バーキン
ホワイト
白
キャビアスキン
カーフスキン
モノグラム柄
エピ柄

端的に伝わるタイトル

メルカリのタイトルは最大40字まで。タイトルで端的に商品の特徴が表せると◎

• ブランド名
• 商品カテゴリ
• カラー
• 特徴的な柄や素材　

を盛り込んでおけば安心です。

適切な商品カテゴリ・ブランド名を選択

商品カテゴリを間違うと見つけてもらいにくくなります。

ブランド名も同様です。

「アルマーニ」という単語が含まれるブランドは

• アルマーニ
• アルマーニエクスチェンジ
• アルマーニコレツォーニ
• エンポリオアルマーニ
• ジョルジオアルマーニ…

と５種類以上あリます。

自分が出品しようとしている商品が、どのカテゴリ・ブランド名なのか迷ったときは、一度自分で検索してみましょう。

出品時間を工夫

他のフリマアプリ同様、メルカリにも並び替え条件の１つとして「新しい順」というのがあります。

メルカリの取引が活発化する（＝利用ユーザーが多い）時間帯に合わせて出品。

「新しい順」の表示で上位になると、より多くの人の目に触れることができ売れやすさにつながります。

一般的なおすすめ出品時間帯
平日18時～24時
土日夕方以降

時間を変えるだけなので、再現性が高く誰でもすぐに実践可能です。

購入しそうなターゲット別に出品時間を変えたり、価格変更や再出品で閲覧回数を伸ばす方法もあります。

より具体的に知りたい方はこちらの記事で↓

値下げを前提にした価格付け

メルカリなどフリマアプリでは気軽に値下げ交渉が行われます。

値引きに応じてもらえると少し得をした気持ちになりますよね？

検討中の商品がいくつかあった場合には、値引き対応してもらった出品者から購入するケースも。

あえて、5％程度上乗せした価格で出品するのもありです。

そのまま購入されたらラッキー、値下げ交渉が入っても想定内でダメージもありません。

あえて端数をつけて、端数分を値引きする方法もあります。

メルカリでブランド品を売るコツ【梱包発送編】

発送時間は短いほど◎

出品ページには、「発送までの日数」が設定項目としてあります。

「なるべく早く欲しい」と考える人が多く、同じ商品であれば発送までの日数が短いほうが売れます。

Amazonやネット通販を日ごろから使っているユーザーも多く、「早く届くもの」という意識があるのかもしれません。

また、販売後、発送までの時間が短かった場合、このようなマークを得られます。

実際に早く購入者の手元に届けた証となる「スピード発送」のマークがあると、さらに売れやすくなります。

条件として「一度も欠かすことなく24時間以内の発送をしている」ではなく、「”平均”して24時間以内に発送」なので思っているよりも達成しやすいです。

日ごろから、売れたらすぐ梱包・発送準備にとりかかるようにしていればクリアできるでしょう。

新品の梱包材で丁寧な発送を

「梱包とか発送って購入後の話でしょ？」と思われるかもしれませんが、アカウントの評価や信頼とも関わる大切な要素。間接的に売れやすさにつながってくるのでご紹介します。

数百円～数千円程度の低価格帯の商品であればリサイクル梱包でもOK

一方で、ブランド品は１万円以上する高価格なものがほとんど。

購入者も、中古であれリペア品であれ「ブランド品を購入したんだ♪」という意識で到着を待っています。

丁寧な梱包で、期待を裏切らないようにしましょう。

結果、購入者の満足度が高まりいい評価に。

匿名配送・メルカリ便に対応

らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便は、発送時に送り先が分からない状態（匿名）での発送が可能。

さらに、追跡機能もあるので、商品がどこまで運ばれているのかもメルカリの取引画面から確認できます。

購入者にとって安心感のある発送方法なので、メルカリ便に設定しておくのがベターです。

発送する側も、配送中の紛失や盗難、壊れてしまった時の補償もあり安心です。

高額な商品の場合は特に、送料・商品代金が補償されるのはありがたいですよね。

メルカリのサポートが間に入ってくれる点も心強いです。

メルカリでブランド品を売るコツ【アカウント編】

コツコツ評価を貯める

商品を購入する際、商品レビューを見るのと同じ感覚で、出品者情報を参考にするユーザーは一定数います。

特に個人間取引が原則のフリマアプリではその傾向が強いです。

当然ながら評価数が多く、高評価な出品者の方が安心感があります。

１つ１つの取引を丁寧に、コツコツと評価をためていきましょう。

ブランド転売を始めたばかりで評価がない…どうしたらいい？

プライベートで使っているアカウントの評価がいいのであれば、それを流用するのでもOK。
新しく開設したアカウントの場合、評価件数を増やすために件数を決めて割引するのも有効です。

例えば

「評価件数をためるために10％OFFキャンペーン実施中。コメントでお値引きいたします♪合計10件まで先着順」

悪い評価を防ぐには？

• レスポンスを早く
• なるべく早く発送
• 商品ページを盛らない
• ダメージ箇所や色合いについて商品ページでしっかり伝える
• 不満な点があった場合は評価をする前にメッセージをするよう記載しておく

不当に悪い評価をされた場合には、メルカリの運営に連絡することで、お互いに非表示にしてもらうことは可能です。

取引数としてカウントされず、評価も非表示になります。

メルカリのガイドラインにも、以下のような場合にサポートを検討する（何らかの対応をする）旨記載がありました。

客観的に見て不当な評価を受けた
個人情報・機微情報を記載された
誹謗中傷に該当する内容を記載された
自分がつけた評価を「良かった」へ変更したい

メルカリガイドライン

なぜ不当と思うのか、客観的な根拠をもとに分かりやすく説明できると通りやすくなります。

返品規定に触れておく

メルカリのブランド品売買で気になるのがコピー品（偽物）の存在。

店頭購入と違い、出品者の記載内容を信じるしかありません。

購入者からすると、「高額支払って偽物だったらどうしよう？」と思うのは当然のこと。

商品情報（商品画像・説明文）に偽りのない場合にはノークレームノーリターン（返品不可）がフリマアプリの基本ではありますが、ブランド品については例外として返品規定を設けておくのがおすすめ。

安心感を与えられ、購入につながりやすくなります。

実際、ブランド転売を行っているアカウントの多くが、返品に関する記載があります。

実は、返品に関する取り決めは、購入者だけでなく出品者を守ることにも繋がります。

「返品」と称して偽物を返送して、本物の商品を騙し取る”すり替え詐欺”の防止になるからです。

テンプレも公開中！詳しくはこちらの記事で解説しています↓

フォロー割を実施

メルカリにはフォロー制度があります。

気に入った出品者をフォローしておくと、新しい出品がある度に通知が来る仕組みです。

出品者がフォロワーを獲得するメリット２つ。

１つ目は、リピート促進になること。

新しい出品をするたび、通知がいくので気になって目に触れる機会が増えます。１度目の取引で満足してもらえていれば、再購入してもらえる可能性もあります。

２つ目は、権威性がアップすること。

TwitterやインスタグラムといったSNSではフォロワーが多いほどすごく見えますよね？

メルカリも同じで、フォロワーが多いと人気出品者と思われやすいです。パッと見た時の信頼性、権威性がつくので多いに越したことはありません。

どうやってフォロワーを増やすの？

フォロワーしてくれた人を対象に値引きを実施するのが効果的です。
「フォローしてくれたら1,000円引き」「フォローで５％OFF」などと記載しておきます。

商品ページ・出品者プロフィール両方に書いておくのがおすすめです。

まとめ：メルカリでブランド品を売るなら細部までこだわり安心感を持たせよう

１つ１つは細かなことですが、かけ合わせることで購入されやすいアカウントになります。

メルカリは、個人間取引だからこそ、信頼感や安心感が大切です。

いい商品を出品することと同時に、いかに魅力的に魅せるか、気持ちよく取引完了できるかも意識していきましょう。