ブランドリカラー(リペア)転売で仕入れを行い、利益を上げた商品
「オールドコーチ ショルダーバック」になります。
「Before&After」をご紹介します。
【仕入れたブランド商品のダメージの状態】
この商品は全体的にキレイな商品です。
外側にスリ傷、薄汚れがあるくらいで、金属部分、バック内側、ショルダー部分の劣化もなく状態としては良いモノを仕入れました。
仕入れた段階でキレイな状態の商品は、さらに高値で売れやすいです。
【仕入れた商品の特徴】
オールドコーチ定番のバックではありませんが、オールドコーチの特徴を捉えた商品は人気が高いです。
ショルダーバックのサイズも大きすぎず、塗りやすいサイズです。
仕入れ値は2,300円と安く、かなり長い間出品されていた商品です。
Before(表面)
After(表面)
Before(裏面)
After(裏面)
Before(左角面)
After(左角面)
Before(右角面)
After(右角面)
ムラもなく、色も馴染みキレイに仕上がりました。
【リペア方法】
リペア方法として下記作業を行います。(目安時間)
①全体的にクリーニング(5分)
②染色作業(75分)
④色止め(10分)
作業時間トータル約90分
染色する際に使用した塗料・溶剤は一般的に出回っている下記市販品を使用していません。
- コロンブスのアドカラー
- サフィールのレノベイティングカラー
- M.モウブレィの補色クリーム
- リキテックスのアクリル絵の具
の補色剤・補修クリームは全体的なリカラーには不向きなうえ、品質低下にも繋がるのでこちらでは使用していません。
リカラー商品販売実績
仕入れ価格 | 2,300円 |
販売価格 | 18,700円 |
販売手数料 | 1,870円 |
送料 | 800円 |
梱包材・溶剤代 | 500円 |
利益 | 13,230円 |
利益率 | 71% |
リカラーオススメ度(MAX★5段階中)
初心者にオススメ度 | ★★★★★ |
センス(技術) | 不要 |
作業時間 | 90分程度 |
エアーブラシの使用 | 有り |
エアーブラシ作業の技術 | 不要(簡単) |
染色作業 | 簡単 |
総合評価 | ★★★★★ |
【市販品を使用しない理由】
アクリル樹脂を使用している市販品だと塗った感、革質の劣化、ひび割れ、剥がれ、色落ちなどの欠点が起きやすくなります。
市販品でリペアをするにしても、オールドコーチなどのわずかな範囲のレザー商品しか仕入れができないため、仕入れ商品の取り合いになることも。
タンナー(皮革工場)が採用しているカラー溶剤を使用することで、塗った感のない商品に仕上がり、仕入れの幅もかなり広がります。
実際に染色動画を見たい方はこちらから↓
まとめ
全体的にキレイな商品でしたので新品同様のように修復することができました。
ブランド(リカラー)リペア転売では、2,300円で仕入れた商品が18,700円で売り切ることが出来ます。
この商品の利益率は71%と高利益率。
最後までお読みいただきありがとうございました。