転売ビジネス初心者にとって最も高い壁となるのが「仕入れ」です。
多くの方が、仕入れがよく分からなかったり、仕入れに手間を感じたり、より効率的に稼ぎたいと考える中で、コンサル講師や仕入れ業者に頼る傾向があります。
しかし、こうした選択には大きなリスクが潜んでおり、多くの人がその危険性に気づかずに依存してしまいがちです。
この記事では、他人任せの仕入れがもたらす問題点と、それを避けるために何を意識するべきかについて解説します。
利益が出ない理由は仕入れ業者の「仕組み」によるもの
仕入れ業者やコンサル講師を利用して仕入れてもらっているにも関わらず、出品しても「売れない」「利益が出ない」という声をよく耳にします。その原因を探ると、多くの場合、以下のような問題が存在しています。
手数料が利益を圧迫
仕入れ業者は、あなたに商品を提供する際に手数料を加算しています。これにより、商品原価が高くなり、競争力のある価格で売るのが難しくなります。仮に売れても、薄利か赤字になるケースが多いです。
売れない商品が含まれている
一見「お得」に見える仕入れセットの中には、市場で需要が低い商品や売りにくい商品が混ざっていることがあります。業者側は売りたい商品をまとめて押し付けてくることがあり、それに気づかない初心者が損をするケースが非常に多いです。
甘いフレーズが招く落とし穴に要注意!
仕入れを他人任せにするのは「楽」かもしれませんが、そこに漬け込み初心者をターゲットにする悪質な業者が存在しています。
「手間なく稼げる」「仕入れはすべて任せてください」「安く仕入れられます」などの頼りがいのあるフレーズで、初心者に高額なサービスを売り込むケースも少なくありません。
実際は、初心者の無知につけ込んだ手法であり、不要な商品を押しつけられることもあります。
成功のために「自分で仕入れ」を行う重要性
他の人に任せにしている間は、仕入れや市場リサーチのスキルが身につきません。
転売ビジネスの根本的な力が育たないため、結果的に利益を生む力がつかず、ビジネスが続かなくなってしまいます。
自分で判断し、仕入れができるようになったほうが自分のためになります。
自分で仕入れを行うメリット
自分で仕入れを行うメリットはたくさんあります。
需要を把握できる
市場リサーチを自ら行うことで、売れる商品、売れない商品見つけられるようになり、継続的な利益を出す力がつきます。
コストを抑えられる
直接仕入れることで、余分な手数料を省き、利益率を確保できます。
ビジネスの全体像をコントロールできる
自ら仕入れを管理することで、柔軟なビジネス戦略を組み立てることができ、継続的なビジネス運営ができます。
では仕入れは絶対に他人に任せちゃいけないの?
そういうわけではありません。
ビジネスを拡大させるためには他の人に作業を任せることも必要になってきます。
そのタイミングは自分で市場をリサーチできるようになってからのほうが指示や判断が的確になります。
仕入れるべきものの答えは、すべて「市場」にある
転売ビジネスで仕入れる商品は、誰かに教えてもらうものではなく、自分で市場から見つけ出すものです。
売れる商品と売れない商品の違いを知りたければ、市場(メルカリやアマゾン、ヤフオク)などの売り場にすべて隠れています。
僕達は実際に売れているものをリサーチして多くの人が欲しがっている物を見つけ出すだけ。
市場で売れていない商品を仕入れれば、当然ながら売れる可能性は低く、複数個同じものが売れているのなら売れやすいというのがシンプルな答えです。
めんどうとか、手間と思わず、自分でリサーチしてみることが大事です。
仕入れの失敗は気にしなくていい。本当に大切なのは「考え方」
もしかしたら、他人に仕入れを任せてしまったことを後悔しているかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。その時のあなたは、自分なりに精一杯考え、コンサル講師や仕入れ業者を選んだはずです。だから、自分を責める必要はありません。
むしろ、今回の経験から「人任せにしすぎていた」と気づけたことが、とても大切なのです。
なぜなら、多くの人は失敗すると「業者が悪い」「講師のせいだ」と他人を責めて終わります。
しかし、それではなんの改善もなく、本当の問題に気づくこともできず、成長も成功も遠ざかってしまうのです。
では、ここで考えてみてください。
成功する人とは、どんな人でしょうか?
・何でも人のせいにする人?
・それとも、責任から逃げずに反省し自分と向き合う人?
答えは明確ですよね。
人のせいにする人は、問題の本質に気づけず、同じ失敗を繰り返します。一方、自分と向き合える人は、失敗を学びに変え、次に活かすことができます。
つまり、あなたが今回「人任せにしていた」と気づけたこと自体が、すでに成功へ一歩近づいている証拠なのです。
この『気づき』こそが、あなたを成長させ、成功へと導く最も大切な要素。
逆に、このことに気づかず、ずっと他人のせいにして、何事にも諦めている人は、成功から遠ざかるばかりです。
だからこそ、今回の失敗を「ダメだった」と嘆くのではなく、「大切なことに気づけた」と前向きに捉えることが大切。
この気づきがあるからこそ、次はもっと良い判断ができるはずです。
そして、その積み重ねが、あなたを成功へと導くのです。
まとめ:自分と向き合うこと
仕入れの場面だけではなく、他のことであっても、誰かに頼ったり、環境のせいにしたり、責任から逃れる選択肢もできるけど、成功したいなら自分と向き合うことがとても大切です。
このような「気付き」や「考え方」が大切なことに気付ける人が、成功するかしないかを大きく分ける分岐点になっていたのです。
今回のような考え方を今後も大切にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。